2011年7月22日金曜日

セシウム汚染牛騒動について思うこと

最近、福島県やその周辺から出荷された牛肉から暫定基準値を大幅に上回る放射性セシウムが検出されたというニュースで持ちきりである。私などはそんなに大騒ぎするほどのことかと思っている。

大体、暫定基準値を大幅に上回る放射性セシウムを含んだ牛肉を一回ぐらい食べたところで発癌率がどれほど上がるというのか。もちろん私だって毎日食べろと言われれば気味が悪い。しかし、毎日食べる人なんてまずいないだろう。極端な喩えかもしれないが、タバコ一本吸ったところで発癌率が上がるわけではない。毎日の積み重ねによって徐々に上がっていくのである。

とにかく巷ではセシウム=危険という短絡的な理解がまかり通っている。これは“俄か反原発派”と全く同じ構図である。すなわち、ろくな知識もなしに感情的にセシウムに対して拒否反応を起こしているだけなのだ。そして、これは我々のブログに度々登場する“情報弱者”に他ならない。 

セシウムに過剰反応する人は是非とも7月18日の記事をご覧になっていただきたいものである。

(坂木)