今回、gerira氏や坂木氏と比べると久しぶりにこのブログを書く意図を明示しておきたい。それはほかでもなく、F教授の授業内容に対して非常に強い感銘を覚える一方で、いくつかの強い疑問を抱いたことにある。こうした疑問はF教授からすれば、稚拙なものもいくつか見られるであろう。また読者の方からすれば、問題を感じる方も少なからずいるであろうが、今回はあえてこれらの疑念をぶつけてみたい。
ぜひ、この論理にある問題点をご指摘いただければと思う。
今回の流れだが、Part2にて解釈の齟齬がないようにF教授の基本的スタンスを議論の前提として述べたい。Part3ではPart2を踏まえて基本的スタンスから導かれる解釈を行い、問題点を指摘したい。Part4では一旦、F教授の議論から外れ、別のスタンスから日本の病巣について考察を行いたい。最後にPart5としてPart2~4の議論を踏まえて結論を導く。(執筆 43）
