2011年10月26日水曜日

自転車の取り締まり強化について思うこと

 最近、自転車の交通取り締まりが強化されている。基本的に私はこの方針に賛成である。私は自転車にも自動車にも乗るのでよくわかるが、自転車のユーザーの交通法規に対する意識はあまりにも希薄である。

道路交通法上、自転車は軽車両であり原則として自動車と同様の規制を受ける。しかしながら、一時停止違反、車道の逆走、無灯火など自転車の法規違反は目に余るものがある。したがって取り締まり強化はやむをえまい。また、それだけでなく、自転車を運転する際にも学科講習を義務付けるなど、ユーザーの意識向上にも努めるべきではないだろうか。

ただし付け加えておくと、自動車の運転手にも問題がある。個人的な体験で恐縮だが、以前こんなことがあった。私が車道の左端を自転車で走行していたところ、後ろから来た自動車にクラクションを鳴らされたのだ。言うまでもなく私の行為は法律に則ったものでありクラクションを鳴らされる謂われはない。このような、本当に免許を持っているのかと疑いたくなるような無知で不届きなドライバーもいるのである。自転車のマナー向上と並行して自動車のマナー向上も必要だろう。

(坂木)